「好意の返報性」はどうやって活用すればいい?

「好意の返報性」とは?

他人から何かしら好意の施しを受けたときに、お返しをしたいと思いませんか?
これを恋愛テクニックに応用したのが「好意の返報性(へんぽうせい)」です。
男性から予期しないプレゼントをもらったケースや、意図せず何かをほめられた場合、女性はそれを好意だと受け取るとともに、恋愛感情にすり替わってしまうというものです。

男性から一方的に告白するのもいいのですが、できれば相思相愛の状態でお付き合いがスタートしたいものです。
女性にも恋愛感情を持ってもらうために使うのが「好意の返報性テクニック」です。
もちろん、この恋愛テクニックは誰にでも成り立つものではないので注意しましょう。

「好意の返報性」の活用は「女性の恋愛傾向」がカギ

女性の場合、恋愛の対象に対して一目ぼれから夢中になることはほぼありません。
はじめは外見からというような「見た目の好意」が起点ですが、そこから時間をかけて内面や行動といった総合的な評価を行います。
恋愛対象として好きだと実感するまでには時間を要します。

女性の場合、唐突に告白されると混乱して断る確率が高まります。
仲が良い男性に助言を受けた、お菓子をもらったというように、男性が施す小さな好意の積み重ねが女性側の「恋愛感情」へと変わっていくことを覚えておきましょう。

あからさまなプレゼントは女性に警戒心を抱かせてしまいます。
片思いの女性が好きだと言っていたケーキを「取引先からもらったけど、甘いの苦手で」と方便を使って渡すほか、毎日の「おはよう」といった挨拶だけでも効果があるので試してみましょう。

先にも触れましたが、「好意の返報性」は誰にでも成り立つ恋愛テクニックではありません。
互いに面識があり、ある程度会話ができる状態で実践に移せるものとなります。
会社の同僚や後輩、友達などで片思いの相手がいる場合に実践してみましょう。

男性からのアピールで注意すべき点は

「好意の返報性」は「自分の施しに対し、見返りを求める」といった都合のいい解釈ができるテクニックです。
男性が何らかの施しを重ねてきたのに、成就しないという場合は「施し」の意味やその方法を間違っている可能性があります。
男性は「施しの間違い」になかなか気づけないことが多く、女性に都合よくつかわれてしまうケースもあれば、「ギブアンドテイク」を女性に強く求めてしまうケースも見られます。

また、女性に施しを受け取ってもらえず、「しつこい男」や「なんか無理」と思われてしまったら、その時点で恋愛テクニックは失敗となります。
女性が好意の返報性を求めてくる男性に対しマイナスの感情を抱いてしまえば、そこから返り咲きすることはほぼ不可能です。
このように、残念ながらあきらめなければいけないケースがあることも理解しましょう。