周囲の人にも協力してもらって気持ちを伝えるテクニック
ウィンザー効果って何?
恋愛テクニックを実践するうえで、自分一人でアプローチすることに勝算が見いだせない場合があります。
ここで利用したいのが「ウィンザー効果」というテクニックです。
ウィンザー効果とは、「口コミなど第三者の評価ありきで知りえた情報は信頼性が高い」という心理効果を生かしたものです。
もともとはマーケティングなどに活用されるものですが、恋愛に関しても同様に相手の気持ちを動かせるテクニックです。
噂話は信頼性がないといわれていますが、3人の親友から別々の場所で同じ噂話を聞かされたらどうでしょうか。
100%うその話だったとしても信用してしまうことでしょう。
これがウィンザー効果の仕組みです。
ウィンザー効果の活用法
ウィンザー効果を活用するためには、口コミ役となる友人に手を借りる必要があります。
できるだけ、好きな相手と自分の共通の友人を利用することが大切です。
「Aっていい人なんだよね」といった気軽な評価と、「この前○○をしてもらって助かった」というような行動に対する評価などを好きな人に対して投げかけてもらいましょう。
こういった話題作りで、Aと面識がある人はもちろんのこと、Aとは直接面識を持たない人でも「Aはいい人」といった印象ができあがります。
Aと面識がある人ならば、Aへ対する信頼度や期待度はプラスされることでしょう。
こういったプロモーション活動の結果、Aが好意を寄せる相手に心境の変化が生まれます。
「Aはいい人」という先入観があるうえ、「Aは私の親友と面識がある人」という自分との共通項があるので、初対面でも受け入れてもらいやすくなります。
ここから友達になるなど、お付き合いへ向けた準備段階に入るとよいでしょう。
ウィンザー効果を使う上での注意点
ウィンザー効果を使う場合、いくつか注意したい点があります。
1人の親友が口コミを伝えることはNGで、できれば2人以上複数名でのキャンペーン展開がおすすめです。
1人だけが「Aはいい人」と伝えると、好きな人には真意が伝わりにくくなります。
逆に口コミを流している人が「Aに好意を寄せている」と誤解を受けやすくなるので、注意しなければいけません。
複数名でのキャンペーンの場合は女性9割、男性1割程度の比率でまんべんなく口コミを流してもらいましょう。
ウィンザー効果の場合、「1日に2~3回名前を聞く」→「友人も話していた」→「気になる、どんな人?」というような構図が理想的です。
あまりにもしつこくウィンザー効果を狙った口コミ展開をしていると、逆に信ぴょう性を失ってしまう可能性があります。
もちろん、ウィンザー効果を期待したポジティブキャンペーンを実行するときは、協力してくれる友達を大切にしてください。