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社会人が会社で出会いを得るための極意

会社での出会いのメリット・デメリット

社内恋愛は、出会いの場のダントツ一位のシチュエーションです。
インターネットが普及した現在、出会いの場はどんどん多様化してきてはいるものの、実際に結婚をした人を対象にアンケートをしてみると、圧倒的多数の割合を占めるのは「職場」となっています。
職場には先輩・後輩・上司といったたくさんの人がいますし、一日の大部分を社内で過ごすということもあり、相手のことを理解しやすいということが理由として考えられるでしょう。

なお仕事が極度に忙しい、いわゆる「ブラック企業」的なところでも意外に恋愛関係が発展することはよくあります。
「仕事が忙しすぎて恋愛どころじゃない」というのは間違いで、むしろ忙しすぎる環境に長時間拘束されるということは、もともと恋愛感情がなかった相手に対しても気持ちが向くきっかけになるものです。

同じ理由で、職場内というのは不倫の温床にもなりやすい場所です。
過去に不倫を経験したことがあるという人に対してのアンケート調査でも、ダントツ一位の場として挙げられているのが「職場」なので、普段から一緒にいて仕事をするということが、それだけ相手との距離を縮めることになるとわかります。

職場で行う恋愛の最大のメリットは、なんと言っても「一緒にいる時間が長い」ということです。
「遠くの親類より近くの他人」という言葉もありますが、人というのは何度も目にしたり接触したりするものに親近感を抱きやすいという特徴があります。
職場で気になる人がいるなら、できるだけ顔を合わせるようにしたり、短い挨拶だけでもよいので細かく声掛けをしていくようにすることで、お互いへの気持ちを近くしていくことができるのです。

一方で、デメリットとなるのが上記のように不倫など、倫理面に問題があるような恋愛に発展するケースもあるということでしょう。
しばしば職務中に抜け出してデートをしていたり、会社のお金を横領したりといったニュースが報道されますが、そういったことも同じ職場という気の緩みがもたらすことです。

それと恋愛関係になるまでには周囲の友人関係があったり、三角関係などがあったりすることもよくあります。
職場でもし二人の関係がこじれてしまうと、最悪どちらかが退職を余儀なくされてしまうような事態になりかねません。

ポイントと注意点

職場はお互いの人となりを良く知ることができる、おすすめの出会いの場です。

ですが現在ではコンプライアンスの問題もあり、恋愛感情による接触が法律違反になることもよくあります。

上司が部下に恋愛関係を迫るあまりに昇進・昇格などを持ち出したり、職権乱用をして社内の事務所類を盗み見て連絡先や住所を探るということは現在では重大な違法行為とされていますので気を付けましょう。