恋愛で必要な「男らしさ」とはなんだろう?

女性が求める「男らしさ」って?

女性の母性本能をくすぐるような、チラりと弱みを見せる男性が好まれるとは言われていますが、基本的に女性は「自分を守ってくれる人」を求めています。
ジェンダーフリーの世の中を作ろうといった動きが広まっていますが、「女らしさ」や「男らしさ」は子孫繁栄のためにはある程度必要です。

特に女性の場合は、男性に対して「頼りたい、支えてほしい、寛容であってほしい」という理想を寄せています。
ここでお気づきの人もいるかもしれませんが、筋肉質であることや雄々しさ、セクシーさといった性的魅力にあふれている人ではなく、精神的に女性を包み支えてくれる人を「男らしい」と評価する傾向にあります。

男らしさとはどれくらい必要?

女性が求める見た目の上での「男らしい行動」にはいくつかのポイントがあります。
「決断力がある」「ポジティブ」「仕事など前向きに取り組んでいる」「清潔感がありさわやか」といった部分です。
先に掲げた、女性が男性に求める理想と合わせて、男性像が浮かびあがってきたのではないでしょうか。

どちらかというと「男らしさ」というよりは、人間性を求めている女性が多いとみることができます。
最近では、「草食男子」や「ジェンダーレス男子」のほうがファッショナブルでモテている傾向にあります。
性的な男らしさを打ち消し、女性が長い時間一緒にいても心地よく過ごせる相手と理解するといいですね。
これにプラスして、決断力がある男性や、夢中になれるほど打ち込める何かを持ってる男性ととらえるといいでしょう。

「男らしさ」のさじ加減はとても難しいです。
スポーツ選手のような筋肉質のさわやかさを求める人もいれば、スリムで筋肉量は少ないけれど、全力で守ってくれる男性が好みという人もいます。

要は、男らしさは極める必要ありません。
男の部分を磨く必要もないのです。
自分に似合うものや好きなものを見つけるといった、自分らしさを理解していくことが大切です。

「男らしさ」が過ぎてもうまくいかない

多くの女性が苦手とするのは、「荒々しい(雄々しい)男性」です。
俗にいえば「ギラついている男性」であり、筋肉質な体つきや大胆な行動など男性らしい部分を全開にしていると、敬遠されがちです。

男らしさを磨くことだけに注力してしまうと、強さだけを際立たせてしまう傾向にあります。
その結果仲間内でマウンティングをする、女性に対し強いところだけを見せつけてしまうということも少なくありません。
どうしてもプライド最優先となってしまうため、女性を庇護できない男性になってしまうことがほとんどです。
プライドが邪魔するあまり、常に強さを見せつけなければいけない状況に陥ってしまうと、女性も自然と離れて行ってしまいます。